市場分析を行う際の分析ツールとして、
3C分析というものがあります。
マッキンゼーの経営コンサルタント
であった、大前研一さんが、ご自身の
著書「ストラテジック・マインド」
の中で「戦略的三角関係」として
提唱なさいました。
・顧客(Customer)
・自社(Company)
・競合(Competitor)
の視点から、マーケティング分析を
行い、成功の要因を発見する手法です。
色々なマーケティング分析がありますが、
この3C分析は、分かりやすく、かつ、
とても奥が深く、非常によく考えられた
ツールだと思います。
成功している企業をこの3Cで分析すると、
見事に辻褄のあう三角関係が出来上がる
のですが、事業が思わしくない企業の
3C分析は、辻褄が合わず、三角関係が
なかなか完成しません。
ターゲットとする顧客が曖昧だったり、
自社の強みが全く見当違いだったり、
競合と市場が同じで、価格競争になって
いるだけであったり。
逆に成功している企業の場合は、
絞り込まれた顧客。
唯一無二の自社の強み。
そして競合との明らかな違い。
が、明確です。
具体的なやり方は、また、別の機会に
説明しますが、様々な企業を3C分析
してみるのも、新しい発見があって
面白いです。