AB3C

選ばれる理由を見つけ出すAB3C分析。

商品やサービスがあふれかえり、
手にしたい物は、手元のスマホで
検索すれば、すぐに自分にとって
最適化された情報にたどり着く事が
できる現代。

低価格で高品質な物が、すぐに
手に届く素晴らしい時代となりました。

しかし、ビジネスにおいては、
凄まじい勢いで進化するテクノロジーが
環境を刻々と変えていき、少しでも
気を抜くと、すぐに取り残されてしまう。
大変厳しく、そしてやりがいのある
時代になりました。

そして、自社の商品やサービスは、
お客様に見つけ出されて、そして、
お客様から選ばれなければなりません。

誰かが成功に導いてくれる事もなく、
教科書も参考書もない道を自分たちの
頭でどうやって考えて進んでいくのか。

そんな暗闇を照らす松明となるものが、
今日ご紹介する「AB3C分析」です。

AB3C分析は、大前研一氏が提唱した
3C分析を軸に、株式会社ゴンウェブコンサルティング
権氏が更に使いやすくアップデートした
ビジネス思考ツールです。

※画像は
一般社団法人ウェブコンサルタント協会
サイトからお借りしたものです。

・顧客(Customer)
・自社の強み(Company)
・競合他社(Competitor)

の3つの3C分析のパラメータに、

・ベネフィット(Benefit)
・差別的優位点(Advantage)
の2つのパラメータを追加しています。

※AB3C分析は、合計で5つの
パラメータ項目があります。

顧客が求めているものは、本当に
顧客が欲しいと思っているものなのか?
企業側が、顧客が求めてもない商品や
サービスを無理やり提供したいと
思い込んでいるだけなのではないか?

自社の強みは自分が強みだと思って
いるだけで、本当に競合他社に比べて
強みなのか?
どんな優位点があるのか?

なども含めて、3C分析を考える事ができます。

最初は上手にこの5つのパラメータの辻褄を
合わせる事が難しいかもしれません。

しかし、成功している事業は、この5つの
パラメータが見事に辻褄が合います。

一つ一つのパラメータ項目については、
また後日説明するとして、今回は、
AB3C分析の紹介まで。