ただでご飯を食べられる「ただめし」。
50分お店を手伝ってくれたら、
一食を食べさせてくれる「まかない」。
飲み物の持ち込みOKだが、
半分はお店に寄付する「さしいれ」。
そして、自分の好みに合わせた
料理を提供してくれる「あつらえ」。
飲食業界の常識を次々と破る
仕組みを提供している未来食堂を
AB3C分析してみました。
※AB3C分析は、一般社団法人ウェブコンサルタント協会の
ものを使用しました。
ランチタイムのピーク時は、
最大7回転を実現。
HP上には、事業計画書や
月次決算書を公開し、
そのユニークな仕組みと併せて、
各種メディアで取り上げら
れている。
そして、それを見たユーザが更に
来店するという好循環が起こって
いる様だ。
情報をオープンにすることで、
更に人が集まるという
インフルエンサーの様な
ビジネスモデル。
詳しい企業情報はここを見て下さい。
さて、AB3C分析は以下です。
【お客様(Customer)】
・定食屋やファミレスが飽きて、
自分の好みに合わせた味付けの
料理が食べたい
【ベネフィット(Benefit)】
・自分の体調や好みに合わせた
料理を食べたい
【自社の強み(Company)】
・徹底した情報開示による
メディア戦略
・顧客がお店を手伝って
くれる仕組み
【競合他社(Competitor)】
・定食屋
・ファミレス
【差別的優位点(Advantage)】
・宣伝広告費をかけなくても、
口コミやメディアに取り上げ
られる仕組み
「ただで食べたい」や、
「まかないをして誰かに一食を
提供したい」という層も顧客層と
しているだろうが、今回は、
「あつらえ」に特化した
AB3C分析をしました。
店舗の大きさなど、町の
定食屋クラスですが、アイデア
しだいで、全国から人が
集まる定食屋にする事も可能。
すべては、戦略やアイデアだと
いう素晴らしい事例です。