コラム

二年で起こる事は過大評価しがちだが、来たる10年に関しては過小評価しがち

昔から人類は疫病と戦って
きました。人類の歴史は、
疫病との戦いと言っても
過言ではないでしょう。

ほとんどの病気は、撲滅や
解決の糸口が見え、医療や
科学が高度に発達した現代。

映画の中だけだと思っていた
パンデミックと言うフレーズ。

これは、映画の中ではなく、
新型コロナウィルスの感染者が
爆発的に増えており、各国政府が
人々に移動制限をかけています。

テクノロジーが発展しましたが、
経済は、まだまだ、人との接触や
場所の移動を前提として作られて
いるので、移動制限は、大きな
経済的ダメージをあたえています。

その様ななか、オンラインという
ものが注目されています。

会えないのであれば、オンラインで
飲み会をやろう。
多くの人が、オンライン飲み会を
体験した事でしょう。

ネットショッピングは、EC化率を
見てもまだまだリアルショッピングに
届いていませんが、今回、初めて
ネットで物を買ったという人も
いる事でしょう。

「リアルとネットの境目がなくなり、
多くの人はネットの中で時間を過ごす
事になる。」

何年も前から予想されていて、
アーリーアダプターの人にとっては
ネットで過ごすのは、当たり前の
感覚ですが、今回のコロナ騒動で、
ネットが更に身近になったかなと。

在宅勤務も、一度やってしまうと、
もう戻れないでしょう。

起床後、五分で仕事が開始でき、
途中も自由に時間が使えるなんて
素晴らしすぎます。

僕自身、やっと、リアルとネットの
境目がなくなりつつある時代が来たなと
思います。

インターネット前提社会は、全ての
社会活動が、インターネットを経由
します。

10年前、インターネットは虚業だと
言われていましたが。笑。

マイクロソフト創業者のビルゲイツは
言いました。

「人々は、来たる2年間で起こることに
関しては過大評価しがちだが、来たる
10年に関しては過小評価しがちだ。」

新しいテクノロジーが自分のビジネスや
社会にどのような影響を与え、自分の
生活がどのように変わっていくか。

今、このテクノロジーは、どの位置にいるのか。

これを意識しながら、生活する必要が
あります。