AB3Cビジネス

プロダクトアウトでもマーケットインでも、誰かの問題を解決していないとビジネスとして成り立たない。

3Cを使ってビジネスを模索していると、
自社の強みから商品やサービスを
作っていく人と、お客様が何を
欲しているかを深堀りしていく人がいます。

自社の強みから作っていく人は、
プロダクトアウト型。
お客様から作っていく人は、
マーケットイン型。

の思考に分かれます。

これは、どちらが良くて、どちらが
悪いという事はなく、アプローチの
違いです。

プロダクトアウトは、顧客は自分は
欲しいものを分かっていない。
だから、消費者の声は一切聞かず、
自社が良いと思ったものを作る
アプローチ手法になります。

確かに、ガラケーと言われるケータイが
主流の時、これが完成形と思って
いましたし、スマホが出てくるまで、
物理的なボタンを不要にして欲しいと
いう考えは思いもしませんでした。

反対にマーケットインは、顧客の
声を聞いて、その声に合わせたものを
作っていきます。

こちらの事例としては、無印良品は、
お客様の声を集めて、それを商品開発に
活かしています。

3Cは一度作ったら終わりではなく、
環境分析や、実際にビジネスを
走らせてみて、検証したりしながら、
チューニングしていきます。

プロダクトアウトだろうが、
マーケットインであろうが、
最終的に、3Cの辻褄があえば、
ビジネスとしてうまくいく確率が
高まります。