商品やサービスはある程度の期間を
すぎると、コモディティー化して
企業の特色が無くなってしまいます。
コンビニや、携帯キャリアなどが
その典型的な例です。
どこのコンビニに入っても、
置いてある商品は同じですし、
どこの携帯キャリアを使っても
値段もサービスもほとんど同じ。
つまりどこを使っても同じ。
このような場合は、イノベーションを
起こして、まったく新しい価値を
提供する事で、エンドユーザーから
優先して選ばれる様になります。
では、どうやってイノベーションを
起こすのでしょうか?
戦略キャンバスというフレームワークで
みると、分かりやすいです。
戦略キャンバスは、ブルーオーシャン戦略
の中心となる考え方で、詳細はこちらを
ご覧ください。
例えばこのA社、B社、C社は、
A社とB社がほとんど同じで、
C社が少し悪い状態です。
この様な状態であれば、業界順位は
1位A社、2位B社、3位C社となるでしょう。
ところが、C社がイノベーションを起こして、
A社もB社も目をつけていない価値を提供
するようになると、どうでしょうか。
「再利用」というサービスをC社だけが
展開したとします。
この場合、A社もB社ももっていない
新しい市場で、C社は独占する事ができます。
この様に、イノベーションとは、
戦略キャンバスの中で、競合がもっていない
新しい項目を追加する事です。
どんな項目を追加すれば良いかを
考える事が、イノベーションの発端に
なります。
新規ビジネスは、戦略キャンバスを使って
考えてみて下さい。